どうもチュウベイです!!
介護現場では人材不足が深刻な問題になっております。私がこの業界に入って9年が経ちましたがその頃から人材不足問題はありましたが今現在ほど騒がれてはおりません。
介護の仕事は給料が安くきついと言った印象が多く聞かれますがすべての業種に対して言えることですが、給料をいただくということは簡単なことでありません。どんな業種にも大変できついことは必ずあります。
給料面では他の職種に比べると低いですがこの業界はまだ発展途上だと私は考えております。これから制度、サービスの考えかた、職員の待遇や賃金は改善されてくると思われます。
私は少しでも介護という仕事を知ってもらいたくリアルな介護の現状をお伝えできればと思います。
介護の仕事とは
介護は大きく分けて身体介護と生活介護に分けれます。
身体介護
食事、入浴、排泄、着脱(着替え)、移乗(移動介助)などの身体に触れて行う介護
生活介護
掃除、洗濯、買い物、食事作り、薬の受け取りなど生活のお手伝いなどを行う介護
もう少し詳しく見ていきましょう!!

介護職はどんなことをするのか?
食事介助、排泄介助、移乗介助、入浴介助、レクリエーションなどで日常生活する上で困っていることをサポートします。
食事介助
自分で手を動かして食べれない方や食事をするのに一部の補助が必要な方のお手伝いをします。寝たきりで、全く動けなく食事を口まで運ぶのが困難な方には口まで食事を運んで食べて頂くことや食べこぼしや箸などがうまく使えない方には補助具をセッティングして一人で食べれる環境を整えます。
排泄介助
一人では排泄する事が困難な方のお手伝いです。体が動かす事ができなくベッド上で生活している方のおむつ交換。病気などでトイレの場所が解らなくなってしまい一人ではトイレへ行く事が困難な方へのトイレまでの誘導して排泄を促すことです。
入浴介助
一人でお風呂に入れない方やうまく体を洗えない方のお手伝いをします。
寝たきりや車椅子で生活している方で一人では洗髪や洗体、浴槽に入ること洋服を着たり脱いだりするのが難しい方のお手伝いをします。
移乗介助
ベットで寝たきりや一人では立つことはできないがサポートすれば歩くことが出来る方などを目的地までご案内。寝たきりの方で一人では全く動く事ができずに職員の方に車椅子に移してもらい目的地までご案内してもらう事です。
レクリエーション
日々の暮らしの中で楽しく健康的に暮らせるようにサポートする事で、体や頭を使った体操やコミュニケーションなどの促進を促し認知症予防にもつなげます

介護のお仕事はこのようなサービスをお客様に提供するお仕事です。ケアマネージャー(CM)が作成したケアプランを元にお客様にサービスへ提供をしていきます。
自立支援を目標に行っていますので、お客様から言われたことに対しすべて行うことでわありません。しっかりとアセスメント(お客様の今の状態から出来ること出来ないことやどのようなサービスが必要なのか評価すること)をしてこのお客様にはどのようなサービス(介護)が必要なのかを判断してから介護サービスの提供を行います。
介護職はどのようなとろこで働いているのか?
お客様が施設に住んでいる例であげるとで特別養護老人ホーム、老人保健施設、有料老人保ホームなどの大型の施設や小規模のグループホームなど1日を通してサポートが必要なお客様がいる現場や訪問入浴や在宅介護などのお客様の住まいまで行って必要なサービスを行う仕事。
デイサービスはお客様を家からサービス行う施設へ車で送迎して入浴やリバビリ、食事やレクリエーションを提供する仕事。
看護補助は病院でシーツ交換、入浴介助、雑務系の看護師のサポートになります。
※事業所によって業務内容は違いますので気になるお仕事があった方はその事業所まで仕事内容の確認をすることをお勧めします。
介護の仕事に必要な資格
介護求人募集のなどを見ると無資格でも歓迎と書いてある事業所もありますが、介護の資格を取得している方のが就職に有利になります。なぜそのように求人募集には書いてあるのか?この仕事を続けていくためにはいずれどこかのタイミングで資格を取得します。「会社の一部補助金で資格取得させてくれることもあります」取得しなくても働けるなら必要ないのではと考える方もおられると思いますが、会社的にも資格を有する人に働いて頂いた方のがメリットがあると考えられます。
介護の仕事をする上で必要な資格は、「介護福祉士、介護職員初任者研修、介護職員実務者研修」の資格です。
これから介護の仕事を始める方にお勧めの資格は介護職員初任者研修の資格です。
受験資格は特にありません。
介護職員初任者研修
受講料は受ける場所によりますが10万前後になります。安いところで7万円くらいで高いところで14万円になり、結構差がありますのでしっかり調べた上で受講しましょう。
講習時間は130時間
試験内容は講習で学んだ内容の振り返りで回答方法は選択式です。合格点は7割ほどになり万一不合格になったとしても追試でほぼ合格する事ができる難易度です。
いずれは介護福祉士の取得を目指してください!

介護職の給料
介護職の給料は安いと世間では言われていますが実際はどうなのか、有料施設介護職員経験5年くらい資格は介護福祉士で夜勤(5回)の想定で手取りが22万くらいになります。
その施設によって前後はありますがだいたいこのくらいが目安になり夜勤手当ての金額やその他の手当てで違いは出てきます。
ボーナスのついてですが施設によって違いはありますが有料だと1〜1.5くらいで特養などだと3〜4.5くらいになるかと思いますがこれに限っては施設によって違いが大きく面談時にしっかりと確認いたしましょう。
地域によっても金額に差が出てきます。都内で特養で仕事している人だと20後半もらっている方もいるので一概に安いとは言えません。
残業代ですが施設によって違いがあるので会社に確認しても良いのですが働いているスタッフに確認した方のが正確な情報が入手できることもあります。
勤務時間
介護職の勤務時間は日勤帯と夜勤帯の勤務に分けられます。
夜勤ありの会社だと出勤する回数は約16日前後で日勤帯の勤務は7時から22時までの9時間になります。9時間のうち1時間は休憩になるので8時間労働になります。
夜勤が18時間夜勤施設と準夜勤で9時間夜勤では遅番の出勤時間に違いが出てきます。一つの例えになりますが準夜勤だと22時まで遅番がいないといけないので遅番の出勤時間が13時出勤の施設などもあります。18時間夜勤の施設だと遅番はだいたい20時くらいまでの勤務なので11時くらいのからの勤務となります。その施設によって違いはあります。
夜勤は18時間で2時間休憩で16時間労働のところが多く勤務が終わったその日と翌日は休みになります。
出勤する時間は16時くらいから10時くらいまでその施設によって違いがあります。
施設によりますが準夜勤は9時間で1時間休憩の8時間労働になり、夜の22時くらいに勤務開始して朝の7時の勤務が終わることになります。
準夜勤システムだと朝の7時に勤務が終わるのでその日だけが休みになり、翌日は
出勤になります。
夜勤と準夜勤の違いは1回の夜勤勤務で2日分働くのは夜勤。一日分しか働かないのは準夜勤。夜勤と準夜勤を比べてしまうと準夜勤は働く時間が夜間になっただけで普通の勤務形態と同じで休みが少ないといった印象になる方が多いと考えられます。
まとめ
いかがだったでしょうか?リアルな介護職の仕事内容はこのような感じです。
介護の仕事っといっても仕事をする現場によっては仕事内容や勤務時間も違い、地域によっては給料面も違ってきます。まずは自分かどのような条件でなら働けるのか!勤務時間は昼間だけの勤務を希望しているか夜勤もできるのか?仕事内容の確認!入社してから条件が違うなどとならないようにその辺もしっかりと決めた上で勤務先を選びましょう。
介護業界に入りたては右も左もわからないと思います。講習で教わった事が基本とはなってますがそのやり方だけが正解ではありません。お客様の状態は一人一人違いますので臨機応変に対応していくのが介護職です。その辺は経験を積めばどのようなやり方がベストなのかこのやり方は少し違うかもなど少しずつ自分の対応にバリエーションが増えてきますので先輩のやっていることをしっかりと見ときましょう!
介護の仕事を学ぶには現場に出てお客様に触れる事が一番の近道です。
私はこの介護の業界に入った時ははじめにグループホームに就職しましたが数日でやめてしまいました。グループホームは少人数で手厚い介護ができるシステムになっており、ゆっくりと介護を学んでいこうと考えて入社しましたがなかなか学ぶ機会が少なく様々な状態のお客様と触れる事がでませんでした。
次に入社したのが有料老人ホームで60人ぐらいのお客様が利用してます。要支援から要介護5まで様々な状態のお客様と接する機会があり自分には合ってると思い約9年半ここで介護職をさせていただいてます。
数年前に一度だけ今いる有料老人ホームを辞めて他の施設も見てみたく特別養護老人ホームで半年だけ勤務する機会がありましたが、途中で契約変更になり夜勤から準夜勤へシステムが変更になり身体に合わなくて退職して出戻ることになりました。個人的には有料老人ホームのが様々なことに挑戦しやすく自分には合ってます。
私の考えとしては新人から3年くらいは一つの施設で経験を積んで、ある程度一人前になったら自分に合う施設を探すのも一つの方法かと考えます。他の施設を見てシステムや介護の方法などを吸収し自分の経験や知識をつけて自分に合う施設をゆっくりと探して見るのも一つの選択肢だと思います。良い介護職になってくださいね!!