介護福祉士という資格はご存知でしょうか?介護職をしている方なら取得しておきたい資格の一つだと思います。
国家資格なんですよ!!介護系の仕事をしていく上で持っておきたい資格、就職時や転職時な度にとても有利な資格となります。
介護福祉士の資格を取得するには何種類か方法があります。福祉系の学校に行き学び試験を受ける方法や働きながら受験資格を満たし必要な知識を学び試験に受ける方法があります。私は働きながら必要なスキルを学び国家資格の介護福祉士を取得しました。
介護専門学校へ行き学ぶメリットもたくさんあります。詳しく教えてもらえ幅広く知識がつきます。様々の分野で生かされることもあります。
私が選んだのは実践しながら覚えるです。最初は不安だらけでしたがやっていくうちに学校では学べないリアルな経験をたくさんしました。これからの介護人生に必要な実践的な「知識、技術」です。いずれはどこかで経験するであろう事を新人の時に目の前で学べることはすごくいい経験になります。
私がお勧めするのは現場で学ぼうです。最低限の知識は初任者研修で学び、技術に関しては現場に出て先輩方のリアルな介護技術を見て学ぶ頃をお勧めします。

介護職に必要なスキルは?
これから介護業界に入る方にとって不安がたくさんあるかと思われますが、基本的なことは学校や職場でも取得できます。
私は初任者研修(旧ホームへルー2級)の資格を取得してすぐに現場に入りました。研修時に最低限の知識は学びました、車椅子の使い方や、排泄介助(おむつ交換)、衣類の着脱、入浴介助、食事介助などです。
当時は正直あまりしっくりこないというのが現状です。単に覚えただけなので!すぐに使って自分の物にできれば一番良いのですが、なかなか新人の時は仕事内容が制限されてしまいます。他にもありましたがはっきりと覚えているのがここら辺です。
「介護職」働きながら学ぶメリットは?
金銭面でメリット
専門学校に行くと2年間で250万くらいですが働きながら初任者研修→実務者研修→介護福祉士という順番で資格を取得していくと約30万しないくらいで取得できます。初任者研修の費用が約10万円。内訳は実務者研修の費用約12万が介護福祉士試験料と手続き代約3万円ということになります。働きながらだと給料をもらえ会社からの研修の補助費などがあった場合はもっと安く資格が取得できることになります。
実践的な知識・技術
この業界に限らないことですが、実務経験が長いほど臨機応変な対応ができます。それは何故かというと現場で直にお客様と接して日々実践的な知識や技術を見ているからです。
経験は財産です。資格も大切ですが経験も必要ですが、知識だけあってもいざ緊急時に適切な行動ができないと何の意味もありません。
お客様からしたら新人だろうとベテラン職員だろうと介護のプロとして見ています。
私たちは何かあった時にはで素早く適切な対応をとれるように日々のお客様体調や様子などを観察しいつもとお変わりないか?いつもと何が違うのかなど気を配らなければなりません。これは現場で日々お客様と毎日接していないとできないことです。これが実践的な知識と技術の取得に大きく影響してきます。

介護職の現状
福祉系未経験でこれから介護の仕事を考えている方へ
今現在は高齢化社会で介護を必要とする方たちが増えてきてるのが現状で、仕事に関しては新聞の求人広告では必ずと言っていいほど介護の求人があります。介護職は深刻な人手不足で私の働いている施設でも同じです。
私が入社した当時は社員とパートで運営できておりましたが、2年くらい前から派遣さんも見るようになりました。この業界がいけないのかシステムがよろしくないのか私にはわかりませんが、一つの会社に長く続けるという事が少ない業種なのかもしれません。
私も3年程経験し一度やめて他の介護施設で働きましたが、そこの考え方が合わない事や勤務時間が変更になり今の施設に出戻りした経験があります。
私が働いで感じた理由ですが
・施設との考え方の違い(経営理念がありますが現実とは程遠い)
・介護に対する理想と現実の違い(流れ作業になってしまう)
・職員とお客様との関係性(使用人扱い)
書き出したらきりがないほど出てくるかと・・・・。
でも正直どんな職業に行っても会社やお客様に対する不満がない職種はないと考えます。少なからず口には出さずに一生懸命働いでいる方がたくさんおります。福祉系は求人も多いし待遇も法人によっては待遇や給料も変化してきますので経験を積んで良い条件の所へ行く方が多いのかもしれません。正直、資格と経験さえあればどこでも雇ってくれます。
介護職になる為の第一歩
介護未経験でも採用してくれる会社は多くあると思いますが、就職前に初任者研修と言う介護の資格を取得することをお勧めします。全くの未経験・無資格で入社するよりかは基本的な知識を付けて資格を持っていた方のが仕事を覚えが違います。
初任者研修では介護の知識や技術を教えてもらえ、現場研修もあるので現場をみてどのような感じで働くのかが想像できるのでおすすめします。現場の雰囲気を知っていると知らないとでは差が出てきますよ!教える側からしてもとてもやりやすく感じます!
実務者研修は初任者研修の上位資格になり、無資格からでも受ける事が出来ますが結局は初任者で学ぶ範囲も含まれてきます。初任者研修をもっていればその範囲は免除されますので初任者研修から取得しましょう。
就職して働きながら実務者研修を受けるメリットは会社からの補助金があることが多いです。何割か負担していただけるだけでもありがたいですよね!そこ辺は受講前にしっかり確認しましょう。
福祉系の学校に通わないで介護福祉士になるには実務者研修の修了が条件にもなってます。資格は初任者研修→実務者研修→介護福祉士 という感じで取得していきましょう。

まとめ
働きながら介護福祉士を目指すメリットはたくさんあります。現場にいる先輩スタッフや看護師さんからもいろんな技術や知識(生きた情報)を学び、吸収する機会がたくさんあります。必ずといっていいほどこの経験は仕事を続けていく上で生かされてきます。現場で経験を積んで介護福祉士を目指すのも良いかと思いませんか?
現場では先輩介護、看護師、作業療法士(OT)、理学療法士(PT)などたくさんの経験を積んでいる先輩たちがいますので解らないことも優しく教えてくれます。でもすぐに聞くのではなく自分でも調べてから解らなかったら聞きましょうね。
これから介護職を考えている方や今介護職として働いている方へ
精神的・身体的につらいことはたくさんあるかと思います。無理だけはしてはいけません。自分の生活があっての仕事です。辛い時は一呼吸して冷静になり無理だけはしないようにしましょう。周りには助けてくれる人が必ずいます、相談することをお勧めします。
自分の仕事に誇りをもってやっていきましょ!!