介護

現役介護士 介護職の考え方

どうもtyubei です。

どの職業にも理想と現実の違いはあります!!

介護に就職して実際に直面した、理想と現実が違いは数えきれないほどありました。

理想と現実は雇われている以上避けては通れないし、全く自分と同じような考えの人がいるとは限りません。

介護職をしている人や今後介護に携わりたい方へ向けて、私がどのうな考えで介護をしているのが実際の体験談をもとにお伝えしていきます。

楽しんで介護をする

どの仕事でも一番は楽しんで仕事をすることです。
いやいや仕事をしていると相手にその気持ちが、伝わるということを忘れないでください!
職員が楽しく仕事をしている施設内の雰囲気はとても良く、職員やお客様の笑顔がたくさん見られます。

仕事は楽しい事ばかりではないのは承知の上でこんなことを言ってます。
介護職をしていると一部のお客様から嫌な言葉を言われることもあります。

「見下された言い方」「使用人扱い」など「こっちはお客様、こんなにお金払っているのに」などと、職員が笑顔で対応が難しい時もあります。

こういう時は、中途半端に口を挟まずに好きな事を言わせてこっちの用事が済んだらその場から離れるのが一番です。
こちらに非がなく必要以上に絡んでくるのであれば、上司に報告するのも一つの手段になります。
お客様は身体の自由が効かなく、会社への不満やストレスが溜まるのはわかります、不満やストレスををぶつけられることも多くあるので聞き流すことも必要です。

嫌なことを言われたとしても、あまり気にせずに仕事をしていきましょう。

統一したケア(マニュアル化)

施設介護は毎回同じ職員がケアをしてくれる訳ではありません。
お客様が安心してケアが受けれるようとお客様からの急な要望に職員が戸惑らない様に、どのように介入していくのか統一(マニュアル化)することが大切です。

介護は何でもやってくれる訳ではありません。
一人の職員が決まってないことを自分の判断でしてしまい、他の職員に「〇〇さんはやってくれました」などと言われ断れない状況になることもあります。

新人職員はまだ自分で判断できないことが多く、言われたことはすべてやってしまう事が多いです。

ケア内容を統一(マニュアル化)する事により、ある程度新人でも自分で判断が出来ます。

このシステムがあるだけで統一したケアと新人教育にも活用でき、業務改善をする時もこれを元に見直しが可能になります。
施設介護で重要なのが「統一したケア=介護の質 」で一部のお客様だけすべての要望通りに介護をしてあげる訳ではなく、施設に入所されているすべてのお客様に均等に統一したケアを提供する事がとても大切です。

他部署との連携 

介護職として働いていく上で他部署との連携が必須となってきます。
介護施設ではその分野の専門家(資格所持者)に相談しどのようにお客様へ介入していくのか決めます。
施設で介護に関わる専門家は、「看護師」「理学療法士」「作業療法士」「介護士」「介護支援相談員(ケアマネ)」の専門家がいます。

他部署との連携で一番重要なのが、ホウレンソウ 「報告・連絡・相談」

お客様に一番身近なのが介護士で、お客様から要望や相談などをされる機会がたくさんあります。

速やかに対応する事により、お客様が安心して施設生活が送れる。
どのようにしたら他部署との連携がうまく取れるのかを日々仕事をしながら考えていきましょう!

お客様目線で考える

介護をするう上でケアプランで決まったことをするのは当たり前で、お客様が言いにくい部分を読み取ること「お客様目線になること」も必要です。
もし自分が施設を利用するお客様だと考えてください

何の為にここ自分がいるのか? → 一人では生活できない為!
生活できない理由?      → 病気で身体が自由に動けない!
何ができないのか?      → 食事の準備・排泄・入浴! 
入浴時は何ができないのか?  → ズボンの脱ぐ、履く!


一部例に過ぎないですが一つずつ掘り下げて行くと、どのような事をサポートして欲しいのかが分かります。

介護職員がお客様目線で考えることは双方にメリットがあります。

  • 次回他の職員が関わったとしてもケアが統一される 
  • 業務の見直しやマニュアル作成がしやすくなる
  • 業務の確認ができる

私が考える介護は「特殊なサービス業」で他のサービス業との違いは、お客様の内面をケアする仕事だと考えてます。
内面のケア=お客様が言いにくい隠れている問題を解決する 
それはお客様にいつも一番近くで接している介護職にしかできない役割です。

自分が目指す介護 まとめ

私は施設介護士約10年目になろうとしておりますが、もし将来介護の仕事を続けていくのであれば在宅介護の方へと考えております。

大きな組織=縛りが強い というイメージがあり、大きな組織にいるメリットはありますが自分のやりたい介護とは程遠いです。
正直介護は低賃金で重労働ですがやりたくない仕事をやるのであれば、自分がしたい事を同じ給料ででしたほうのが良いです。


小さな組織で自分が満足できるケアを目指し、学んで行くほうのが自分の理想とする介護への近道と考えました。

アド