エクセルで関数を使って「切り上げ・切り下げ・四捨五入」するやり方が知りたい。
これからご紹介する「ＲＯＵＮＤ」「ＲＯＵＮＤＵＰ」「ＲＯＵＮＤＤＯＷＮ」は使い方は似ているので一挙にご紹介いたします。
本記事の内容は
「ＲＯＵＮＤ」四捨五入 「ＲＯＵＮＤＵＰ」 切り上げ 「ＲＯＵＮＤＤＯＷＮ」切り下げの関数の使い方解説
ＲＯＵＮＤ関数 ＲＯＵＮＤＵＰ関数 ＲＯＵＮＤＤＯＷＮ関数の桁数
桁数についてはＲＯＵＮＤ関数（四捨五入）ＲＯＵＮＤＵＰ関数（切り上げ）ＲＯＵＮＤＤＯＷＮ（切り捨て）をする桁を指定することができます。
例1234.567という値があり小数点第一位で四捨五入をしたい場合は、桁数に0と記入することで小数点第一位で四捨五入をしてくれます。
ＲＯＵＮＤ関数 四捨五入
上記の表を使ってＲＯＵＮＤ関数を挿入していきます。
Ｈ3に売上合計を四捨五入した数値を表示さたい。
使用する関数は「ＲＯＵＮＤ関数」
ＲＯＵＮＤ関数の基本数式
＝ＲＯＵＮＤ（四捨五入したい値,四捨五入する桁数）
Ｈ3にＲＯＵＮＤ関数をいれてＧ3の値を小数点第一位で四捨五入していきます。
数値は四捨五入したい値が表示されているセルを指定「Ｇ3」
桁数は今回は小数点第一位なので「0」
数式はこのようになります。
小数点第一位で四捨五入した値が11863
もし小数第二位で四捨五入したい場合は桁数を「1」するとこのようになります。
ＲＯＵＮＤＵＰ関数 切り上げ
Ｈ6にＲＯＵＮＤＵＰ関数を挿入して売上合計を切り上げしていきます。
ＲＯＵＮＤＵＰ関数の基本数式
＝ＲＯＵＮＤＵＰ（切り上げしたい値,切り上げする桁数）
Ｈ6にＲＯＵＮＤＵＰ関数を挿入し売上合計を小数点第一位で切り上げしていきます。
数値は切り上げしたい数値が表示されている「Ｇ3」
桁数は小数点第一位なので「0」
という数式になります。
小数点第一位で切り上げした値は１１８６４
一の位で切り上げしたい場合は桁数を「-1」とすることで売上合計が11870となります。
ＲＯＵＮＤＤＯＷＮ関数 切り捨て
Ｈ9にＲＯＵＮＤＤＯＷＮ関数を挿入して売上合計を切り捨てしていきます。
ＲＯＵＮＤＤＯＷＮ関数の基本数式
＝ＲＯＵＮＤＤＯＷＮ（切り下げしたい値,切り下げする桁）
Ｈ9にＲＯＵＮＤＤＯＷＮ関数を挿入し売上合計を小数点第一位で切り下げしていきます。
数値は切り上げしたい値が表示されている「Ｇ3」
桁数は小数点第一位なので「0」
という数式になります。
小数点第一位で切り下げした値は１１８６３となります。
十の位で切り捨てしたい場合は桁数を「-2」とすることで売上合計が11800となります。
ＲＯＵＮＤ ＲＯＵＮＤＵＰ ＲＯＵＮＤＤＯＷＮ関数 まとめ
関数を使用して四捨五入 切り上げ 切り捨てをやり方をお伝えしました。
事務処理の業務をしている方なら必ず覚えておきたい関数で、毎月の作業でコツコツ使いながら効率良く業務していきましょう！！
どんな簡単な関数でも使わないと意味がありませんのでどんどん使って自分のスキルにしていきましょう！！
