今回はルアーロストについて考えていきたいと思います。なぜこの話題にしたかというと、先日私が卸したてのルアーを一投でロストしたからです・・・・。まぁ全て私が悪いのですが・・・、ものすごくテンションが下がりその時は即帰宅しました。家から5分くらいの場所だったからよかったんですが、これが遠征先で起きたらと考えるととても立ち直れません。年間で10個前後ロストする私ですが、釣行回数を考えると多いと思われます。 この記事に辿りついた方はルアーロストについて悩んでいる方だと思われます。 どのようにしたら大切なルアーを無くさずに釣りを楽しむことができるのか?それを一緒に考えていきます。
結論から言いますと、地形把握やルアー選びも大切ですが、ラインを太くすればルアーロスト率を簡単に減らすことができます。
・ルアーロストする原因
・ルアーロストを減らすためにセッティングと注意すること
ルアーをロストする原因とは
高切れはキャスト時になんらかの原因でラインに負荷が掛りラインが切れてしますことを言います。ラインの管理でPEやリーダに傷が付いてないか?釣り中にちょっとでもどこかに擦ったとおもったらラインをチェックしましょう。
キャスト時の高切れに関しても動作確認をしてからキャストすることで多少の予防は可能でリールなどラインが当たるところに傷か付いてないか?キャスト時に引っかからないかを事前に確認しましょ。
ベイトリールではキャスト時にバッククラッシュで高切れすることもあります、ブレーキをしっかりと調整し、指でのブレーキなどを使ってバッククラッシュしないように調整してください。
ラインブレイクは、ファイト中に障害物にラインを擦って切れてしまうこと。釣り場の地形把握やファイト方法などである程度は予防することが可能になります。魚が掛かったとしても慌てずに自分のペースでファイトし易い場所まで誘導するのも一つのテクニックです。
根掛かりは、ルアーが海中で障害物に引っかかってしまうことを言います。地形把握が一番大切で、どこになにがあるかをしっかり把握してルアーが根掛かりしないように入れまよう。
おおまかにこの3つがルアーをロストすることが多い原因となります。
結論 シーバス ラインを太くすればルアーロスト率は大幅に減少する
結論 PEラインとリーダーを太くすればルアーロスト率は大幅に少なくなります。
その理由は先ほどお伝えした、ルアーをロストする3つの理由でご説明します。
「高切れ」細いラインにくらべて太いラインのが高切れしにくくなります。ラインに致命的な傷がある場合は切れてしまいますが細いラインより耐久性があります。日頃からのリールチェックやキャスト時にしっかりと動作確認もしましょう。
「ラインブレイク」ラインが障害物に擦れて切れてしますことで、ラインを太くするとした場合でも障害物に擦れば切れてしまいますが、細いラインと比べて多少耐久性はあります。1番のメリットは魚を掛けた時に強引なファイトが可能で、自分主体で魚をコントロールし障害物がないところまで誘導してくることが簡単できることです。細いラインだと強引なファイトをすると切れてしまう可能性もあるので慎重になって他の障害物でラインを切られてしますこともあるので、掛かった瞬間にゴリ巻きできる太めのラインはとてもおすすめ。
「根掛かり」根掛かりもラインが太いと外せる確率が大幅に上がります。ラインを引っ張りフックを強引に曲げてルアーを回収できるためです。このやり方をするにはラインとリーダーを太くする必要があります。フックサイズが大きすぎるとフックの強度も強くなるため注意が必要ですがビッグベイトでない限りでは10cm前後のルアーのフックなら曲げて外すことが可能です。私はPE1.5号のリーダー20ポンドですが、心配ならもう少し太めのラインとリーダーがおすすめです。
ルアーロスト減らす方法 ポイント解説
地形把握
・障害物は多いのか?
・ボトムは砂?岩?
・イレギュラーの物が沈んでないか?
障害物とは釣りをする上でルアーが引っかかる恐れがある物で、波消しブロックや杭など様々な物が該当します。目視で把握できるものは良いですが、海中に沈んでおり目視しにくい物には注意が必要です。事前に干潮時などに下見をすることで物の位置を確認することができます。これもロストを減らすためにとても大切なことです。
ボトムを攻める時に、底の地形把握がとても大切で砂?岩か?で攻め方が変わってきます。初場所などでわからないときはあまりボトムを責めすぎないようにしましょう。
川の橋近くで一番注意が必要なのは、イレギュラーな物(バイクや自転車、家電など)が沈んでいるときがあります。状況がわからない危なそうなところでは釣りをしないのが一番です。
ルアーの種類
ルアーの種類によってロスト率を下げることができます。ルアーには「フローティング」と「シンキング」の2種類があり、フローティング=浮く シンキング=沈む と言ったルアーの特性になります。
フローティングルアーなら浮き上がる性質を持っていので、海底に沈んだ障害物には当たりにくい。水面で泳ぐルアーも含まれており、絶対にルアーを無くしたくない方はTOP系のルアーを使いましょう。フローティングミノーは巻くと少し潜りますが、巻くのを止めると浮き上がってくると言ったルアーで、障害物に当たったら巻くのをやめて水面まで浮き上がってくるのをまってルアーを回収することができます。
フローティング系ルアーだけでシーバスを釣り上げることは可能ですが、やっはりシンキング系で攻めないとシーバスが食わない時もあるのでその時の状況に応じて使い分けることが一番です。
針(フック)種類とサイズ
ルアーに使用しているフックでももルアーのロスト率を下げることが可能になります。
そのポイントは「フックの種類」「フックサイズ」の2点になります。
フックの種類とは通常ルアーの常備されているのはトレブルフックが一般的だと思いますが、トレブルフックをシングルフックに変更することにより根掛かり率を下げることができます。しかしヒット時のフッキング率も下げるため、どこでもシングルフックで釣りをしているとバラシ率が多くなるので注意が必要になります。
ボトムに障害物があるのがわかっており、もっと底を攻めたいときなどに限定し使用することが1番の釣果につながるかもしれません。
フックサイズを下げ(強度を下げる)と障害物に根掛かりした時にフックを曲げて根掛かりを外す方法。フックサイズで下げてロスト率を下げるにはある程度のタックルセッティングにも条件があり
ラインの強度があること(太さ)が重要になります。
シーバスではPE0.8号から1号をお勧めされることが多く、そのラインの太さでは根掛かりしフックを曲げて外そうとするとPEラインのが先に切れてしまうことが多い。私もそのセッティングで多くのルアーを失ってきました。 今現在の私のタックルセッティングではPEラインは1.2と1.5号を使い分けています。 PEラインを太めに変更してからは、根掛かりしたとしても回収率が100%です。(私個人の経験談)
シーバス釣り ルアーロストを減らす方法 タックルセッティングや注意する事 まとめ
今回はルアーロストを減らす方法についてお伝えしました。結論はラインを太すくることが結果的にロスト率軽減に繋がります。 ラインを太くすることでメリットもありますが、デメリットもあるこしっかりと理解しておきましょう。あとは釣り場に行き障害物や経験を積んでルアーをロストしないように釣りを学んでいきましょう。