PDCAサイクルとは
ビジネスパーソンなら一度は聞いた事がある言葉「PDCAサイクル」
plan | 計画 |
DO | 行動・実行 |
Check | 評価・気づき |
Action | 改善策 |
この頭文字を取った言葉がPDCAと言います。
サイクルというのは回すこの一連の流れをループさせる(常に回し続ける)
計画→行動→評価→改善策 これを回し続ける事がPDCAサイクルといいます。
PDCAサイクルは知っていてもしっかりと使いこなせてない方が多く見られます。
なぜPDCAサイクルを回せてないのか?
PDCAが出来てない理由
PDCAサイクルという言葉はよく聞きますがそのやり方を教わった事はありますか?
言葉だけでどのようにやるのか教わった事がない方がほとんどだと思います。
私の職場では業務を改善する時は上司だけで計画を立て、部下には口頭説明のみで問題点や計画をしっかりと把握せずに動いている事が多く見られます。
行動しても問題点などをしっかり把握出来てないので評価や気づきも曖昧になりがちです。
評価や気づきが曖昧だと改善策にも影響がみられてくるのは当然のことで、結局は計画→行動になってしまいます。
このサイクルはPDDD(計画→行動→行動→行動)のループです。
問題点や計画をしっかり把握せずに行動してもなん意味もありません。それはただやらされているだけど同じ事です。
PDCAの回し方がわからないから、PDDDとなり成果が出なかったり何をしても問題は全く改善さません。
どのようにしたらPDCAを回す事ができるのか?
PDCAを回すための3つのルール
- 見える化
- 仕組み化
- 習慣化
見える化
まず多くの方が見えてないものに対してどのように対処して良いのかわからないはず。
仕事ができる人は頭の中で全体像を把握してます。
どのような手順でメンバーは誰がいるのか、どのへんが問題視されるのかなど全体をイメージを持っています。
これを視覚化することでPDCAサイクルがしっかり回っているのか確認しやすく一連の流れで迷う事がなくなります。
仕組み化
PDCAサイクルが出来てない原因は回る仕組みを作ってないことが1番の理由。
PDCAで重要なのは回る仕組みをしっかり作ることで、仕組み化さえしてしませばあとは半自動的に動いてくれます。
仕組み化するにあたって一番重要なのは、「いつ どこで 誰がやっても、同じようにできる」仕組みを作ること。
自分だけや一部の人だけができる仕組みを作ってはいけません。
習慣化させるには
PDCAを回すには習慣化させること一度回して終わりではありません。
何度も回すことによりPDCAの力が発揮されます。
PDCAを習慣化させるにはどのようにしたらよいのか。
習慣化させる3つのポイント
- 時間と行動がセットになっている
- 簡単にできること
- やることが決まっている
時間と行動がセットになっている
習慣化するためには時間と行動をセットすること、「トイレ行ったら→手を洗う」など2つの行動が1つの習慣になっていることが多くあります。
この習慣を利用して行動したらメモをとるなど時間と行動をセットにして習慣化していきましょう。
簡単にできること
重要なことは「すぐに、簡単にできる」こと。
複雑で時間がかかることを習慣化するにはハードルが一気に高くなります。
考える時間も与えさせないくらい簡単なこと心がけましょう。
やることが決まっている
毎回やることを考えるのはそれだけでやる気がなくなったり、めんどくさくなってしまい習慣化できなくなります。
習慣化させているということは常にやることが決まっていること。
悩んだり意思決定することがなく、すぐに行動に移せることが重要になります。
PDCAサイクルを回すため仕組み まとめ
PDCAを回すに基本とポイントをお話してきました。
これからPDCAをやっていこうと思った、そこのあなたもう少しお話を聞いてください。
今あなたの状態はただPDCAの回す方法を知っただけです。
PDCAを知って回そうと思ってもそう簡単には回すことができません。
PDCAを回すためには3つのポイント、時間と行動のセット・簡単にできること・やることが決まっている、をおさえたフレームを準備しないといけません。
そのフレームとはPDCAノートになります。
PDCAノートは作ると自動的に3つのルールがおさえられ、ノートを毎日書くだけでPDCAを回すことに加え自分のスキルアップにも繋がります。
PDCA ノートを作るにはどのようなの作ればよいのか。
そのやり方は次の記事で詳しくお伝えしていきます。